シネコダックエイト タイプ20  CINE-KODAK EIGHT Type20 
 形式  レギュラー8 25ft巻ダブル8mmロールフィルム使用
 レンズ  F3.5 焦点距離表示なし 1/2インチ程度
 最短撮影距離  F3.5で1.8m,F11で0.9mからピントが合う
 フィルター径  フィルターねじなし
 ピント合わせ  固定焦点 
 ファインダー  折りたたみ式透視ファインダー 近距離補正マークあり
 測光方式  天気表示による手動合わせ
 フィルム感度 (ISO)  天気表示を見るとISO10程度を基準としている
 手動絞り  F3.5 5.6 8 11 16  5段階手動絞り 中間にもセット可能
 シャッター開角度  不明
 こま速度  16  ランニングロック可能 
 1こま撮影  不可
 動力  スプリングドライブ
 その他  1932年発売 世界初の8ミリ撮影機 
 特長
 1932年(昭和7年)にイーストマン コダック社から発売された,記念すべき,世界初の8ミリ撮影機である。

 翌年には,より明るいF2.7レンズ付きのタイプ25,数年後には,ほぼ同じ形状ながらレンズ交換式としたタイプ60が発売されている。

 16ミリ映画用フィルムを往復撮影することにより,本体の小型化,フィルム費用の大幅な縮減を図ったものである。

 こま速度は16こま毎秒のみで,ぜんまい巻き上げにより,20秒程度走行する。

 小型軽量で,また工作精度が素晴らしく,製造後80年近く経っていながら,現在でも実際に使用できる個体が多い。

 レリースボタンの感触も素晴らしく,ランニングロックも実にやりやすい。

 現在撮影してみると,写りは悪い。コーティングもされていない時代で,カラーフィルムもなかった時代であるから,無理からぬところであろう。レンズの汚れも影響しているのかも知れない。

 数年後に発売になったタイプ60は,はるかに良い写りである。