【肥満症】

   どの病気も同じように、肥満の場合も、原因を知り、それを断つ事が重要です。

   【肥満の原因】
 @ 過 食          単なる食べ過ぎ
 A 食事時間の異常    早食い、夜食、間食
 B 遺 伝          両親のどちらか又は両方が肥満

  先天的な肥満細胞があるのではなく、両親の食生活による場合が多大です。
  幼児期から中学生までに肥満になると肥満細胞が増え。大人になると肥満に
  なる確率は高く、またやせにくくなります。

 C熱産性障害 食事をすると熱を産生します、この熱を産生するカが弱い。

  食べ物に原因か、胃の活力、体全体の代謝等に問題がある事

 D運動不足 消費カロリーが少ない。

  言うまでもなく体を動かしていない。


  【食事の取り方】
 @1日3食きちんと取る。           A朝食はしっかり取り夕食は軽めに。
 B遅い夕食や、夜食は取らない。      Cよく噛んで、ゆっくり食べる。
 D無駄食いや、ながら食いはしない    E間食は少なく、低エネルギーのもを

  以上を守ればダイエットの役に立ちます。

  【漢方治療法】
 大きく三タイプに分けられる

 @太鼓腹タイプ   防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
 A筋肉質タイプ   大柴胡湯(ダイサイコトウ)
 B水太りタイプ   防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)

  【処方解説】
 @防風通聖散は食毒と水毒を下す処方と言われのぼせ気味で便秘を伴い、
   皮膚炎症などある場合用いる
 A大柴胡湯は筋肉質で体力のある方、胸脇部の圧痛、抵抗等見られ便秘の
   方に用いる
 B防已黄耆湯は汗かき、色白、水太りの方に用いる。水はけが悪いため浮腫、
   体が重い、関節の腫れや痛風を伴う場合にも用いる


  【ダイエット補助食品(漢方のお茶)】
 プーアル茶、ギムネマ茶、シジュウム茶、グァバ茶、ドクダミ茶

  【下剤(漢方の便秘薬)】
 大甘丸、センナ茶、センナ末、アロエ末、センナダイオウ錠、ダイオウ末、
  →の方が効き目が大

 人それぞれ考え方が違うように、その人に合った方法を選びダイエットに
 取り組んで下さい。