まずテンヤ用の針を結ぶ糸(以下「ネソ糸」という。)には、私は麻と木綿の混紡糸「タタミ糸」でも可。)を使用しています。
 針の結び方は、
「トックリ結び」または「漁師結び」をし、結び目は固く閉めて、更に写真のように瞬間接着剤で固めます。
 針は、
「がまかつ」「小鯛針」を使用し、親針(大きい方の針)15号、孫針(小さい方の針)14号を使用しています。
 ここで、私が用いている結びの方
法を詳しく説明したいと思います。
 結び方は、
「トックリ結びの変形」です。
 まず、写真の
針の軸と仮定し、次に白い紐ネソ糸と仮定して写真のように針の軸にふた回りさせて下さい この時、ネソ糸(約40cm)の中央部に結び目をもってくるようにします。
 
※ 黄色い部分を針の撞木と仮定
 次に、左の写真のように右の結び目(針の撞木側)ネソ糸を左(針先側)におき、左側(針先側)ネソ糸を図のように針の撞木に巻きつけます。
 これで結びは完了です。






※ 黄色い部分を針の撞木と仮定
 上の写真で完了した結びの両端ネソ糸を左右に強く引くと、左の写真のようになり、固く結び目を締めてから、その後左右のネソ糸縒りをかけて一本のネソ糸を作ります。
 結び目は、必ず針の内側(針先の方)に来るように結んで下さい。



※ 黄色い部分を針の撞木と仮定
 上の結びが完成したならば、この結びを更に強固なものにするために瞬間接着剤を使用します。
 
結び目は内側(針先の方)になるように注意して下さい。
 
また、場合によってはネソ糸によりをかけて一本のネソ糸にしてから瞬間接着剤をつけるときもあります。
 瞬間接着剤が乾燥したら、針を右手の親指と人差し指で強く摘み、次に左手では2本のネソ糸を別々に摘み、ネソ糸の縒りの掛かっている方向に2本同時に更に強く縒りをかけて下さい。
 2本同時に強い縒りが掛かりましたら右手の指を離すと2本の糸に縒りが掛かりますので、それを更に強く縒って下さい。

 この作業を繰り返して
約7cm位まで行います。(この作業の練習すれば簡単にできるようになります。)
針結びの完成したネソ糸を親針と孫針を約2cmずらして並べて合わせ、親針は約3cm孫針の方は約5cmの位置で、2本同時に結び目を作ります。
 私達は、この結び方を
「チラシ」といっています。
 これに対して、2本の針を同じ位置に揃える
「ケンケン」という方法もあります。
 私は、
「チラシ」の方が小さいエビを大きく見せる効果と、針掛りも良いように思います。
 上の結びの完成品を、テンヤの穴に通す作業を行いますが、この作業の前にテンヤの穴を「千枚通し等」でよく掃除をして下さい。
 第1に
ナイロンハリス(4号程度)50cm程度準備し、次にそのハリスの両端にワッパ(直径5cm程)を作り、両端の2つのワッパテンヤの穴に通して、その穴に結びの完成したネソ糸を2本通して穴から引き抜き、この作業をもう1回します。そうするとテンヤの穴ネソ糸を通すことができます。
 上欄でテンヤの穴にネソ糸を通した後(この時穴には4本のネソ糸が通っていることになります)
 その4本の
ネソ糸を、テンヤの穴の出口で4本束ねて1つの大きな結び目を作りネソ糸テンヤに固定して完成です。
 この
テンヤの結び方は色々あり、各人色々研究されているようですが、私はこの仕掛けを使用しています。
 
同船者に仕掛けの作り方を尋ねるのも1つの方法であり、市販品を使用するのも良いでしょう。