黄 雷峰

キャラクター名黄 雷峰(こう らいほう)♂
攻撃/受け4
回避5
仙術行使
 召鬼

8
仙術抵抗8
生命値15
精神値14
徳値27
天命数4
特技裁縫(器用)
師匠桜花娘々(おうかにゃんにゃん)
 16〜18才くらいに見える(年を聞くと攻撃がくる)
 かわいい服、派手な服を好む。最近はミニのチャイナドレスがおきにいりらしい。
 かわいこぶったしゃべり方をする。
 元は桜の木。
洞府名緑風山兎原庵



プロフィール

○昇仙まで

 香月(きょうげつ)という小さな漁師町の出身。漁師の家に生まれ二男二女の長男であった。
 体が大きくない雷峰は、海に出ることはあまりなく、干物などの加工が役目だった。

 ある日、香月のど真ん中に秋田犬ぐらいの大きさのニワトリが落ちてきた。体中にひどい怪我をしていたがあまりといえばあまりな大きさに誰も手を出せずにいたところ、雷峰は家に連れ帰り手当てをしてやる。

 数日後、元気になったニワトリを外で遊ばせていると、山の方から巨大な猿の化け物(後で聞いたが狒々だったらしい)がおそってきた。恐怖にかたまった雷峰を守るようにニワトリは戦うが所詮ニワトリ、妖怪の敵ではない。動けなくなった。
 妖怪がニワトリに近寄ろうとしたとき、自分でも信じられないことに、雷峰自身が妖怪の前に立ちはだかった。妖怪に睨みつけられ「もしかして死ぬかなぁ?」と思った瞬間、彼の脇を白い影がすりぬけた。そして次の瞬間には妖怪はぼろぞうきんのようになっていた。その上には、柴犬ぐらいのこれまたでかい、目つきの悪いウサギがふんぞりかえっていた。呆然としていると、後ろから「さすが、わたしの貴紗リンですわ!」との声。そちらを見ると、真っ赤な絹の服を着た小柄な娘がにこにこして立っていた。

 その後、その娘は仙人の桜花娘々と名乗り、自分の使役獣を助けてくれたことに礼を言った。そして雷峰の眠れる仙骨と弱き者を守ろうとする気持ちを見て取り、彼を自分の弟子にスカウトする。家族の応援もあり、雷峰は仙人を目指すこととなる。


○日常は?

 師匠は、すごいわがまま娘だった…。
 次々に服を作らされ、今では仕立て屋で独り立ちできるほどである。新薬や新型の鬼の実験台にされ、初めのころはよく心臓が止まったものである。
 しかし素直でのんきな彼は「こんなもんなんだろうなぁ。」と思い、修行を続け今に至る。

 ちなみに、桜花娘々は召鬼がメインで巫蠱を少々。あのニワトリは使役獣の「鞠亜」。ウサギは戦獣鬼をベースとした多目的執事使鬼「貴紗羅」。貴紗羅は基本が戦獣鬼なので強い。どのくらい強いかと言えば、1対1なら護法など瞬殺できるほど強い。最初、雷峰が文句を言ったら、ソバットをぶちこまれ肋骨を8本折り、娘々が外出中だった為、殺されかけたこともある。