○厭魅・厭勝


 厭魅・厭勝の長所

 厭魅・厭勝はさまざまな兵衛術と祝福・呪いを与える術があります。
 情報収集には向きませんが、戦闘においては味方を増やしつつ自分も戦うという戦法をとることになるでしょう。
 仙宝に眉目飛刀があるので、攻撃/受けを高くすると特に強力なキャラクターになります。
 直接攻撃用仙術の数は少ないですが、最強の2Dダメージ仙術である「依形代 折骨」があります。
 兵衛術は、行使値が高ければ高いほど一度にたくさんの兵衛を出すことが可能になります。
 ワンマンアーミーであり、パーティの戦力の底上げができるのが厭魅・厭勝の仙人です。



 成長の指針

 仙宝の眉目飛刀は術者の攻撃/受けがそのまま反映されるので、攻撃/受けを伸ばして前線で戦うとよいでしょう。分身を作る符を作るのであれば、回避は低いままでいいかもしれません。
 「似兵 等戦」は行使値7ですが、そのままの難易度では成功率が低いです。ひとつ大きい行使値8の符が9ヶ月でつくれるように、仙術行使は少なくとも4まで伸ばすことをお勧めします。
 あるいは、仙術行使をもっと高くして兵衛を一度にたくさん作れるようにするのも手です。この場合、眉目飛刀はおまけ程度になりますが(笑)。
 巫蠱への成長は、使役獣をとりたいのであればなるべく早めに済ませておくべきです。なぜなら、自分が大きく成長したあとで使役獣を手に入れても、使役獣と自分の力の差が大きすぎて使い物にならない可能性があるからです。
 そういう意味では、攻撃/受け・仙術行使・仙術抵抗をバランス良く成長させるのが厭魅・厭勝の仙人にとって最も有効な方法かもしれません。



 有効な仙宝

紙束 紙兵衛を作るのに必要です。一般人には貴重品なので、物々交換などにも使えます。
眉目飛刀 攻撃/受けが術者と同じになる自動武器です。持っているだけで戦力が倍になります。
梱仙縄 自動的に敵を縛って、最終的には行動不能にしてしまいます。
面相墨 無機物にこの墨で顔を描くと、知性を持ってしゃべりだします。厭魅・厭勝には珍しい情報収集用の仙宝です。
替身符 致死ダメージを受けたとき、替わり身の術を自動的に発動します。味方やNPCに渡しておくのも良いでしょう。




 有効な仙術

依呪 生写身行使値2 分身を作り出して、近接戦闘で防御に使えます。行使値が高いほど一度に多くの分身を作ることができます。
似術 等返害行使値6 あらかじめ、敵の仙術に準じた依代を用意しておくことで、敵の攻撃仙術を防ぎつつ反撃を返します。
 詳しくは、追加仙術・仙宝の項を参照してください。
似兵 等戦行使値7 兵士の兵衛を作り出して、手下として敵と戦わせることができます。行使値が高いほど一度に多くの兵衛を作ることができます。
依形代 縛身行使値8 敵の体を金縛りのような状態にします。ただ、言葉だけはしゃべれます。
似虎 等牙剥行使値10 虎の兵衛を作り出します。「似兵 等戦」にものたりなくなったら、こちらを使いましょう。
依形代 折骨行使値10 2Dダメージを与えた挙句、その部位を使用できなくなります。最強の所以は、割り込みで使用できることです。敵は仙術抵抗で耐える以外に手段はありません。