ファミコン発売20周年と、ゲームボーイアドバンスSP発売一周年の夢のコラボレートにより、ファミコンソフト10本がアドバンスに移植されちゃいました。 ちなみに、ソフトの解説というか、やった感想はここをクリック! 5/25レビュー追加 8/31レビュー追加 |
ファミコンミニで発売されて、かつ、ファミコン版の箱説付きで持っているのがゼルダの伝説1だけなので、ゼルダの伝説1でファミコンミニを大紹介するぜ〜 箱の外観は写真を見ての通り、表はそのままです。裏は「これはゲームボーイアドバンスのソフトですよ〜」みたいな説明書きが入っています。 なので、裏の再現度はあまり高くありません。がっかり。 ゲームの面での再現度の話。 まず、技術的なお話から。 ファミコンは、横256ドット・縦240ドットの画像表示能力があります。んで、一つ一つのドットは正方形では無いはずです。 縦長の長方形か、横長の長方形か、詳細は忘れてしましたが、正方形ではありません。 んで、ゲームボーイアドバンスは、横240ドット・縦160ドットの画像表示能力があります。 つまり、横は同じ様な表示能力がありますが、縦に関しては少し足りません。 それを補う為に、ゲーム画面を縦に潰して表示しています。 見た感じ、背景(BG)のみ潰しているので、キャラクター(スプライト)と大きさが合わなくてちょっと違和感があります。ゼルダなんかは特に違和感を感じると思います。 また、私が持っている中ではゼビウスは画面の下が表示されていません。一番下まで自機を移動させると画面から隠れてしまいます。 ゲームを遊ぶ上ではあまり実害はありませんが、縦スクロールのゲームは敵との間合いがつまっているように見えるので遊びにくいと思います。だいたい、敵の弾もGBAの画面だと見やすいとは思えませんし。 |
取扱説明書について。 上の緑っぽいのが、GBA版の取説です。定価2,000円なだけあって、かなりちゃちなつくりです。 とりあえず、載っている内容はFC版とさして変わらないと思いますが、モノクロの上に詰め込んで書いてあるのでちょっと分かりづらいかもです。 あと、FCカセット版のオマケ攻略情報は付いていません。ちょっとがっかり。 カセットについて。 ファミコンミニ(アドバンスの方)は、全部、小豆色と白のツートンカラーです。ファミコン本体と同じ色ですな。 あと、ファミコンカセット裏の注意書きは再現されていません。当然ナムコカセットのnamcot刻印とか、カセット上部のシールを貼る場所とか、裏のゲームの解説なんかも再現されていません。 そこそこガッカリ。 ゲームを彩るものに、ゲームミュージックの存在があります。 ファミコンミニでは、ファミコンの音の再現度はかなり高いと思います。 まぁ、GBCのスーパーマリオDXもイイ感じで再現していたのを思い出したりもしましたが、それはそれ。これはこれ。ゼビウスのスタート音で感動し、バキュラにザッパーを当てた音にシビれ、シオナイトの音で「ガルザカートうぜぇなぁ」とか思えるので最高です。 あと、ゼルダの伝説は「ゼルダの伝説1」なのでカセット版の音が鳴っています。ゼルダが好きで好きでたまらん人は少しガッカリかもです。そんな御人は、GCのクラブニンテンドーの景品を貰うのが一番いいのかも。 |
唐突に、またまた技術的なお話。 GBA本体には256kバイト=約2MビットのRAMが内蔵されています。1カートリッジ対戦なんかは、このRAMを使ってやっているんだな。 で、この頃のファミコンカセットは頑張っても1Mビットとか、そんなもんで収まっていました。ちなみに、ディスクの容量は約1Mビットです。 つまり、初期の頃のゲームならGBAのRAMにまるまる収まってしまうワケです。 そしてファミコンミニのソフトの一部には、ジョイキャリー機能が付いています。 私が持っているのでは、スーパーマリオとゼビウスが対応しています。 カセット1個と通信ケーブル1本があれば、写真の通り、カセットを入れていないGBA本体にゲームをまるまるコピーできちゃいます。 電源を落とすと消えてしまいますが。 ゲームを勧めるときとか「友達が遊んでるけど俺も遊びたいんだ!」てなときに使うと便利そうな機能ですよ。 |