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●福岡県産小麦粉100%の竹炭うどん●


 福岡県筑前町の手打ちうどん店『味由』の夏場のメニューとして大好評の竹炭ざるうどんをご家庭でも楽しめるように乾麺に仕上げました。

製造はうきは市吉井町の老舗の製麺所の『栗木商店』です。こちらは、各地の生協のラーメンやうどん等をOEMで製造している会社です。
筑前町の小麦粉と長崎県産の塩、それに竹炭だけで作られた麺です。

手打ちうどんと乾麺製造の技術がそれぞれ切磋琢磨して出来上がった作品です。

真っ黒ではなくて上品なグレーのに仕上がっています。また、筑前町産の小麦粉を竹炭を仕込んだ水で練り上げた麺も出来上がりました。

どちらもコシがあり、乾麺とは思えない仕上がりです。(九州、特に博多出身の方にはなじまないかも。)




竹炭入り筑前うどん 2人前
250g入り ¥500

筑前うどん 2人前
250g入り ¥400

色がわかりにくいので並べてみると・・・

やはり竹炭入りのほうが黒っぽいです。
茹でるともう少し濃い色になります。↓

茹で上がり(筑前うどん)

茹で上がり(竹炭入り 筑前うどん)



 一番最初に味由の大津社長と一緒に作った竹炭うどんの原型は、工房が出来た次の年くらいなので90年末頃の事です。知り合い・友人を集めて試食会をしましたが、見た目が真っ黒でジャリジャリしていて、お世辞にも美味しいとはいえませんでした。さんざん「もっと竹炭の量を減らしてぇ〜。」とリクエストして、数年後には味由の夏の定番メニューとして”竹炭ざるうどん”が出来上がりました。

 当工房としてもこの味を遠くの皆さんにもお届けしたくて、生麺で日持ちのするものを作ってもらったりしましたが、やはり届いて数日の間に食べないと悪くなってしまう点が心配で、しばらく断念していました。

一方、吉井町の栗木商店の社長とは、5年ほど前に地元で地域循環の活動をしていたNPOで一緒に頑張っていたので、「いつか竹炭うどんができたらいいね。」という話だけして数年過ぎました。(当時、地元の柿を使った柿サイダーや柿ソースの企画・開発・販売をやってました。)

その間に味由の大津さんは筑前町の小麦でうどんやラーメンを作る”麦プロジェクト”に力を注ぎ、地元を牽引していたようです。県や農協などの企画会議に出ているうちに、栗木さんと知り合って意気投合して、プロジェクトの到達点の”筑前町産小麦粉のうどん(乾麺)”が完成、それに併せて今回の竹炭うどんも出来上がりました。

私はほとんど何もしてません。原料の竹炭を供給していただけです。

少なくとも海外産の小麦と違って、地元でできた小麦を使った麺は作りにくい(小麦の中のグルテンの含有量が違うとか・・)ということだけは確かで、そこに竹炭を介在させると上手く出来上がるということらしいです。

いろいろと説明してみても、なかなか味や食感は伝わりませんので一度是非食べてみてください。

2人前分ですが、実際は3人分くらいの量があります。

筑前うどん(白) 2人前 ¥400
竹炭入り 筑前うどん(グレー) 2人前 ¥500

2014.4.28


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