●不思議な訪問者 ネット編●




これはネット上の不思議な方々の話ですけど・・。

やはりホームページなど持っていると、いろいろな勧誘があります。”儲かる話””出会い””融資”などなどほとんどが欲望をそそり立たせる(いずれもそそり立たないが・・。)内容のメールがやってくる。どれもスパムメールというものですけど、こういうのはただ無視していれば良い。

僕のサイトは一応竹炭屋なので、ここを突いてくる勧誘がある。”竹炭売ります。あなたのような優秀なビジネスパートナーを探していた”などというメールが。その内容が凄い。”竹炭1ton $** !!”書かないけど、この値段($**)がもぉー信じられないほど安い。そしてお分かりのように日本からやってくるメールではないのだ。もうこんなものを一人で作るのがばかばかしいような値段なのだ。上手くやれば一儲け・・なんだろう。しかし、こちらは間に合っているのだ。別に輸入してまで品物を売りたいわけではない。自分の手で伐採して必要なだけ生産するのが僕の信条だ。

いまどきどんな品物も、国内で作るよりアジア諸国に大量に発注して量販するのがもうあたりまえのようになっている世の中で、僕も含めて手仕事で物を作って売るというのはこの手の量販業者と競争しても何の意味もないのである。竹炭の世界も2極分化しているのはもう明らかだ。細くても長く続けられるのはどちらだろう?

”価格破壊”というのが大流行だったけど、実行して破壊されたのは自分の会社だったりして・・。でも一度このサイクルに乗っかってしまうと歯止めが利かなくなってしまうんだろうな・・。

とにかく連日のように”竹炭1ton $** !!”メールがやって来るが、ほとんど業者はサイト内の『お問い合わせ』フォームのメールで送ってくるようだ。だいたいこのフォームでメール送ると自動で”送りました。”というメールが送り主の届くのだ。
これを勘違いして次のようなメールが送られてきた。”メールを受け取りました。ご注文ありがとうございます。しかし日本語で書いてあるので読めません。英語で送ってください”と・・。誰も注文してないよ・・。

ずいぶん自意識過剰だよなー。とにかく血眼になって取引先を探しているようだ。何度も言うようで悪いけど、間に合ってます。


2003.03.04


Copyright 2002.
Wani all rights reserved
.
著作・デザイン等の無断複製・転写を禁じます。

竹炭工房 和仁トップページへ
前のページへ戻る