●壊れる日々●


何だか知らないが、今年夏のある時期、短期間にやたらといろいろなものが壊れた。まずオーブントースター、電子レンジが、腕時計が、ラジカセも2台・・・コピー機と電話も何だか怪しくなってきた。集中的に壊れないで欲しい・・。
もっと大掛かりなものが・・仕事で外出していて家に電話してみると『水道管が破裂して水浸しだよ』。家に帰り着くと、庭の一点から噴水のように水が出ていて、あたりは水浸しになっていた。う〜ん、忙しいのに、くたびれているのにー・・。しかしこれももう数回経験しているので、その日は見なかった事にして、次の日に道具を用意し、難なく修理して元どうり。やはり経験ですよ。経験。どうだ〜田舎暮らしも長くなるとこんなものは・・などと一人つぶやいてみる。しかし家族は誰も聞いていない。いいよ。 え〜ん。

数日後、日中はうだるような暑さで、夜寝る前にビールでも・・と思って冷蔵庫を開けると、何だか庫内がぬるい空気が充満していて、冷たいはずのビールが生暖かいのである。不満だ。
しかし冷凍庫はギンギンに凍っているので"今日は暑かったから冷蔵庫が効かなかったのだろう。まぁ、そのうち直るさ。"と思っていた。これはカミさんも同じように考えだったようだ。しかし数日すると何とも庫内から異臭が漂ってきて、危ない雰囲気が・・。
それでも、どうにか冷凍庫のものを冷蔵庫に移して冷やしたりして数日は過ごした。クーラーボックスもかなり活用した。『どうにかなるもんだな、はは〜』とか言いながら過ごしたある日、カミさんが食後『おなかの調子が変じゃない?』と言う。『何だお前もか?偶然だな。』偶然ぢゃなくて、何かに当たったのは間違いなさそう。しかし何故か子供たちは平気で走り回っている。やはり怪獣は内臓も原始的なんだな・・。しかしこれ以上この状態を続けると生命の危険さえ感じないでもない・・。

『どこか冷蔵庫余ってないかな?』『中古を買おうか?』『いや、冷凍庫だけのものがイイかも。』『ビールはどうするんだ?豆腐はどうだ?』などと討論した結果『ちょっと苦しいけど・・新品を買おう!』という事になった。

買いに行って驚いた。家族も増えたので少し大きめのが必要なので、僕は30万円くらい覚悟していたのである。ところが10万円以下で凄いのがあるぢゃ〜ぁないか。僕が冷蔵庫を買ったのはもう15年も前の話だから、その頃の記憶で計算していたのだ。どうにか買えた。

冷蔵庫の話で終わりそうになったけど、まだある。決定的だったのは、炭窯が突如崩れたこと。いつも窯が壊れる時、壁を覆っている砂が"ざざーっ"と窯の中に落ち込んできて、気分まで落ち込む・・ほどではない。田舎暮らしも長くなるとこんなものは・・などとまた一人つぶやいてみる。が、今度は重症かもしれない・・。
2基あるので、残りの1つでどうにかやり過ごしているが、やはり無理に使っているのでこちらもなんだか危なくなってきた。また"ざざーっ"とを見る前に直したいものだ。

追:しばらく更新しないまま数ヶ月過ぎてしまって、何だか新鮮味のない話題だなぁ〜と思っていたけど、最近FAXが怪しい。受信したと思ったら、手で紙を引っ張らないとちゃんと記録されない・・。これはもう末期的症状ですな。それにPCのMOドライブもやられてしまった。
炭窯は残りの1台でフル活動で炭焼きしてます。

2003.10.27    gif画像


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