●あかりの製作●



ここに住んで竹炭を焼き始めて7年目になります。
ずっと思っていたのは、「大量に出る煙を有効に使えないか」ということ
でした。

「木六竹八」と言って、竹細工や生の竹を加工するときは竹を8月(正確
には七夕が過ぎたころ)に切るのが良いとされています。理由は、それ
以前の竹では虫が食うから。

生の竹を季節に関係なく使えたらいいなと思っていたので、囲炉裏の上で煙にいぶされてできるすす煤竹ができるな。と思って装置を作って、試作を繰り返してようやくできました。

結果的に、虫が食わず・カビが生えず・クラックが入りにくい・腐りにくいなどの竹の弱点が解決することがわかりました。

和紙や照明器具、加工する道具などの技術的な問題もありましたが、構想4年・製作1年半くらいか?

今は主に玄関灯を作っています。まだ頭の中にはいろいろなものがあるのですが、手が追いつかないので少しづつ小出しにします。



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