カミさんではなくて、僕の産後のヒダチの話を前に書いていたが、数人の経験豊かな方々から非常に詳細な○゛の対策を教えて頂いた。しかし意外と皆さん若い頃から苦労していたようで・・、僕はまだほんの初心者であることを自覚させられた。 そして、『読み物』でこのことを知った親戚のおばさんから、再びテルミーで念入りな施しを受けた。おかげで今のところ順調です。ありがとう。
ちなみにカミさんの産後のヒダチは非常に良い。問題ない。もともと頑丈だ。睡眠も充分・・・ あ、いや本題に入ろう。
自然に出産しようと思ったのは、とにかく医者嫌いだから。
なるべく生活のスタイルをエコロジー的(簡単に言うと昔の生活。)にしたかったので、エネルギーやお金を浪費しないとか食事を質素にするとか考えているうちに、『出産も自然にやろうや』という考えになった。
そこで、病院や婦人科はどうなっているかと探ってみると、どうもお医者さんの都合で赤ちゃんを引っ張り出す作業をしているように見える。
促進剤で早く生ませたり、何かと理由をつけては切開したりという作業は自然界には存在しない。(品種改良の進んだ家畜やペットではそんな事もあるかもしれないが。)
後からわかるのだが、どうも病院や婦人科では午後2時頃に出産するケースが多いらしい。
地球の生命の起源は海。どんなに科学やテクノロジーが発達しようと潮の満ち引きというリズムが人間の生命活動や生死に大きく影響していることは確か。
潮が引くときに人の生命が終わりを迎えるならば、潮が満ちるときに生命が生まれるのが人間の本来の姿ではないだろうか?
ここのところが狂っていることが、現代社会のいろいろなひずみの原因のひとつかも(・・と僕は思っている)。
とにかく自分の力で生まれてきてほしいと思った。快適な母体の中から、この現実社会に出てくる間の産道を下りてくることが、赤ちゃんにとっての最初の試練だから、最初のステップを自力でクリアしてほしいのであった。
ということで、産婆さんを探した。近所の人、町内の人、知り合いに聞いて回ったがいない。
『昔はいたがねえ。』そりゃそうだろう。
電話帳でも調べた。やはりいない。僕の母親がある記事を持ってきた。
『助産院での出産体験・・』のようなタイトルだったと思う。
で、この助産院というのが、ここから1時間弱の福岡県春日市にあることを知る。
そして、最初の子のひかぼうはここで生まれることになった。
2002.10.19
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