クスノキって?!
天然樟脳の原料はクスノキってご存知でしたか?!
クスノキ
和名:クスノキ 所属:クスノキ科クスノキ属 学名:Cinnamomun camphora
特性:常緑高木で枝はよく分かれ、丸い樹冠をなす。樹皮は黄褐暗灰色で、縦に割れ目を生ずる。
1〜2年生枝は緑色で無毛。葉には長い柄があり、卵形。先も基も、とがり光沢がある。
花は新枝から小形の花を開き、初め白色でのちに淡緑黄色である。果実は球形で初め緑色で
あるが熟して紫黒色となる。種子は1個。
琉球、済州島、台湾、中国、インドネシアの暖帯から亜熱帯にわたって分布する。
特に海岸に多い。
用途:材は建築材、器具材、家具材などに利用されるほか、樟脳の原料となる。
木は公園や神社、仏閣に植えられたり街路樹に利用されたりする。
備考:クスノキは漢名は、「樟」であり「楠」はクスノキ科のタブノキなど南国から渡来した木を指す。