多重債務の整理に関する費用は、分割も可能ですし、着手金ゼロでの受任も可能です。費用については柔軟な対応をさせていただきますので、お金に全く余裕のない方もまずはご相談下さい。
事例6.住宅ローンの返済に行き詰まったF(30代)さん
Fさんは、就職して10年以上が経ち、結婚し子供も大きくなったので、自分のマンションを購入したいと考えるようになりました。
不動産屋から家賃と住宅ローンの金額もそれほど変わらないのに、家賃を支払い続けるのはもったいないなどと説得されたのも購入するきっかけとなりました。
そして、銀行で35年の住宅ローンを組み、頭金ゼロでマンションを購入しました。
ただ、実際に購入するとマンションの管理費や固定資産税など考えていた以上に出費は膨らみました。
なんとか数年間は問題なく返済ができていました。
ところが、勤務していた会社の業績は悪くなる一方で残業代がカットされたり、給料が遅れがちになったりしました。
せっかく手に入れたマンションだったので、なんとか返済しようと生活費を切り詰めました。しかし、2ヶ月連続して会社から給料がもらえないことがあり、消費者金融から借り入れをして、住宅ローンの返済や生活費に充てました。
会社が持ち直せばすぐに返済できると考え、次々に消費者金融に手を出し、借金は膨らむ一方でした。
結局、会社は持ち直すばかりか倒産してしまいました。
退職金もありませんでした。
どうしてよいのか途方に暮れ相談にみえました。
事情を聞いたところ、住宅ローンの残金が2500万円、消費者金融の借金が300万円ありました。マンションは売っても1500万円がせいぜいといった具合でした。
仮にマンションを売って銀行が担保権をはずしてくれたとしても、1000万円以上の借金が残ってしまうことや再就職がなかなか進まなかったこともあり、自己破産の申し立てをすることにしました。
免責が得られれば、消費者金融のみならず、住宅ローンの支払い義務もなくなります。
そして、無事免責を得ることができました。マンションは手放さざるを得なかったものの、就職も決まりアパートを借りて再出発することが可能となりました。